「お花畑に行きたい!」
3歳の娘のひと言から始まったキャメロンハイランド旅行。KLから車で約2〜3時間、標高1,500m前後の高原リゾートです。年中30度超えのKL生活では想像もできない涼しさで、マレーシア在住者の定番週末旅行スポットとして知られています。
結論から言うと、娘は大満足、妻は山道で死にかけ、私はパスポートを忘れて焦りまくる——なかなかに波瀾万丈な1泊2日でした。
目次
- ルート選び:北側(イポー経由)から攻める
- 1日目:花畑→アフタヌーンティー→ナイトマーケット2種
- ホテル:キャメロンハイランズリゾート
- 2日目:BOH茶園で朝の洗礼を受ける
- パスポート忘れても耐えた件
- キャメロンハイランド実用情報まとめ
1. ルート選び:北側(イポー経由)から攻める
キャメロンハイランドへのルートは主に2つあります。南側(タパ経由)と北側(シンパン・プライ経由)です。
Geminiで旅の計画を立てたのですが、北側から入ると渋滞は少ないということだったので、今回は**北側(Simpang Pulai経由)**から入るルートを選択。ただし北側から入れば渋滞ゼロ、というわけではありませんでした。
実際に経験してわかったキャメロンの渋滞の仕組みはこうです。Kea Farm(キア・ファーム)という地点を境に、渋滞の方向が逆転します。
早朝6時すぎにKLを出て、10時過ぎにはラベンダーガーデンについたこともあり、ここまでは渋滞ゼロでしたが、その後Kea Farm方面に向かったところ、わずか6.3kmの道に1時間かかりました。Kea Farmに向かう方向が激混みで、対向車線はガラガラ。しかしKea Farmを超えた瞬間に逆転——今度はこちらがガラガラ、対向が激混みになりました。
つまり、目的地がKea Farmより北か南かで、最適なルートが変わります。 昼を過ぎると特に顕著なので、スケジュール計画の際に意識しておくと良いでしょう。
途中、Rawang(ラワン)のスターバックス・ドライブスルーでコーヒーを補給。長距離ドライブの定番休憩スポットとしておすすめです。
【ポイント】 キャメロンの渋滞はKea Farmを境に方向が逆転します。目的地がKea Farmより北か南かを意識してルートを組むと渋滞を避けやすいです。
2. 1日目:花畑→アフタヌーンティー→ナイトマーケット2種
🌸 Cameron Lavender Garden(キャメロン・ラベンダー・ガーデン)

娘の「お花畑に行きたい」という要望に応えて最初に向かったのがここ。ラベンダーをはじめとした花々が広がる庭園で、ディズニーのお城みたいな建物があり、娘は大はしゃぎでした。記念写真スポットとしても人気で、家族連れに特におすすめです。大人一人20リンギ、5歳未満は無料でした。



🌺 Cameron Floral Park(キャメロン・フローラ・パーク)
次の目的地として向かいましたが、ここで予想外の壁が。パブリック駐車場から入り口まで目算で徒歩約10分以上かかることが判明。3歳の娘を連れての坂道はなかなかハード、ということで今回は断念しました。
体力に余裕がある方や、子どもが大きければ問題ないと思います。
【ポイント】 Cameron Floral Parkは駐車場から入り口まで徒歩10分以上かかりそう。小さなお子さん連れは体力配分に注意を。
☕ House of Scone(アフタヌーンティー)
Cameron Centrumというショッピングモール内にあるカフェ・レストランです。涼しい高原でいただくスコーンとお茶は格別。スコーン6つで58リンギでした。

ここで娘が大喜びしたのが、モール内を走る小さな観光バス。店の前を何度も通るたびに目を輝かせていました。思わぬところで子どもが喜ぶのが旅の醍醐味です。一人10リンギでした。

🌙 ナイトマーケット2種:使い分けが肝心
ホテルに早めにチェックインできたので、夕方から2つのナイトマーケットをはしごしました。
Cameron Night Market(ローカル派向け) ホテルから徒歩12分ほど。路上に出店が並ぶ、いかにもローカルな雰囲気のマーケットです。観光地ではあるものの、生活感があって面白い。ディープなローカル体験をしたい方はこちら。
Cameron Centrum Night Market(清潔感派向け) 比較的新しいマーケットで、清潔感があって歩きやすい。ここでキャメロン産のイチゴを購入。これが衝撃的においしかった。KLのスーパーで売っているイチゴとは別物のレベルで、甘くてジューシー。キャメロンに来たら絶対に買うべき一品です。
私は断然こっちのマーケット推しです。
【ポイント】 ナイトマーケットは2種類あり、ローカル感重視か清潔感重視かで使い分けを。イチゴはCameron Centrumナイトマーケットで買うのがおすすめ。
🍲 夕食:Wild Thai Mookata & Steamboat
夕食はホテルでいいかーとなんとなく考えていたのですが、ホテルのレストランの夕食は1人RM250超えだったので、断念。急遽現地のレストランを探すことに。
キャメロンの名物グルメを調べると、涼しい高原ならではの**Steamboat(鍋料理)**が定番と判明。その中でも評価の高そうだった、Cameron Centrumの中にある「Wild Thai Mookata & Steamboat」へ。
予約なしで20分待ちでしたが、目の前のナイトマーケットを散策しながら待てたので苦になりませんでした。
注文の際にSteamboatではなくMookataを頼んでしまうという痛恨のミスを犯しましたが(笑)、まあ普通においしかったので結果オーライ。
※Mookataはキャメロンではなくタイの名物らしいです。笑
3. ホテル:キャメロンハイランズリゾート
宿泊したのはCameron Highlands Resort。中世ヨーロッパ風の落ち着いた雰囲気で、高原の涼しさと相まって非日常感がありました。KLの喧騒を忘れてゆっくりできる空間です。

ただし前述の通り、夕食はかなりお高め(1人RM250超え)。食事はホテル外で済ませて、ホテルはあくまで宿泊と雰囲気を楽しむ場所と割り切るのが賢い使い方かもしれません。
4. 2日目:BOH茶園で朝の洗礼を受ける
キャメロンハイランドといえばBOH Tea Centre(サンガイ・パラス・ガーデン)。広大な茶畑を一望できる絶景カフェで、ここでお茶を飲むのがキャメロン旅行の定番です。
「8:30カフェオープン開場」のはずが…
Googleマップには8:30オープンと書いてあったため、8:25に到着。しかしすでにカフェには長蛇の列が。聞いてみると、実は8:00から入場できていたとのこと。
まあ予想外が海外あるあるですね、予定時刻になっても開いていない方が経験上多かったので、新鮮でした。
BOHへの山道:これが一番の難関
茶園へ向かう道が今回の旅で最大の試練でした。双方向一レーンで、とにかく細い山道。ガードレールのない区間もあり、対向車とのすれ違いで道からはみ出す必要が生じることも。
「車が落ちるかと思った」というのが正直な感想です。神経をすり減らしながら運転しました。
ただ、朝早めに行ったことで、下山時の渋滞を回避できました。11時頃に下山を始めたところ、これから山頂カフェでランチをしようという大群が登ってくる前に降りられました。あれが混んでいたら、細い山道での渋滞は相当なストレスだったと思います。
山道がトラウマすぎて、またキャメロンに行くことがあっても私はもう行かないと思います。笑
【ポイント】 BOHへの山道は非常に細く運転難易度が高いです。早朝に行って早めに下山するのが鉄則。車酔いしやすい方は特に注意が必要です。
5. パスポート忘れても耐えた件
今回の旅で最大のヒヤリ案件がこれです。
キャメロンに到着してホテルにチェックインしようとしたところ、パスポートを忘れてきたことに気づきました。海外在住者がホテルに泊まる際、パスポートの提示は基本的に必須のはず。
焦りながらも、スマートフォンの写真フォルダに家族全員のパスポートの顔写真ページを保存していたことを思い出し、それを提示したところ、ホテル側が対応してくれました。
結果オーライでしたが、冷や汗ものでした。
【ポイント】 海外旅行・国内旅行問わず、スマホにパスポートの顔写真ページを保存しておくと万が一の時に役立ちます。もちろん本物を持参するのが大前提ですが(笑)。
6. キャメロンハイランド実用情報まとめ
アクセス
- KLから車で約3時間
- Kea Farmを起点にルートを考えると渋滞を最小限にできる可能性が高い
気候
- 標高約1,500m、日中でも涼しく快適
- 長袖があると安心。夜は半袖で寒かったです。
おすすめスポット
- Cameron Lavender Garden(花畑・子ども向け)
- BOH Tea Centre(絶景茶畑・早朝推奨)
- House of Scone(アフタヌーンティー)
- Cameron Centrum Night Market(イチゴ必買!)
注意点
- BOHへの山道は運転難易度高め・早朝がベスト
- Cameron Floral Parkは駐車場から徒歩10分以上
- ホテルのディナーは高め・外食推奨
- パスポートは絶対に忘れずに(笑)
次回はゲンティンハイランド編。ヘイズでAQIが160のKLを逃れてインドアテーマパークへ、ガソリン残り20kmの恐怖、そしてGeminiに騙された話をお届けします!


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